地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

あひるのぺっぽちゃん の検索結果:

口唇で、噛みしめてほしい。この気持ち

…次の日の朝になった。あひるのぺっぽちゃん(この物語)も鳴いている。だから、朝だ。でも、何となくまだ薄暗かった。今日は天気がわるいのかもしれない。 また、晴美さんの夢を見た(この物語)。そのことで、僕のこころは、高まりが抑えきれなかった。(晴美さんのことが好きなのだろうか、いや、いまの僕は、琉花以外いない)。そう信じたかった。 晴美さんの香りに翻弄されると、必ず晴美さんの夢を見る。だんだん自分がハルミイロに染まりそうで、怖かった。でも、そのじつ、晴美さんが怖いわけではない。晴美…

あひるのぺっぽちゃん

題名:あひるのぺっぽちゃん報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 あひるのぺっぽちゃんが鳴いていた。「朝ですよ~朝ですよ~」と鳴いていた。時間を見るとすでに6時。昨日の夜、飲みすぎて帰り、妹のアサリに迷惑をかけた(この物語)。すぐに、自分の部屋に入り、ベッドで横になっていると、そのまま寝たらしい。服は、昨日の夜のままであった。 やっぱり、やっぱりであったが、夢を見た。今も鮮明に覚えている。(ねぇ、カツオくん。琉花とわたしどっちがいい…? わたしでしょ、そんなのもう分…